調理例とうなぎの食文化

夏バテを防ぐ為うなぎを食べる習慣は日本では大変古く「万葉集」951年にまでその痕跡をさかのぼります。江戸時代(1716~1736年)に濃い口醤油が開発されタレで味付けして食べられる様になりました。鰻と梅干は食べ合わせが悪いとせれてますが鰻も梅干も決して安いものではなく同時に食べる様な贅沢をさせない為この様な迷信が広まったと言われています。

うなぎ専門店では約200〜250gの鰻を使用しています。スーパーなどではもっと小さい鰻が販売されています。
しかし養殖した鰻は300gを超えてから鰻本来の味が味わえることが解っています。従来のうなぎ屋さん情報によると250gを超えると重箱に収まらないため使用しないと言われています。

しかし、美味しく食べていただくためにはやはり300g以上のうなぎを提供し味わっていただきたく思います。
また450g以上になると一般的に食される鰻とは全く味が変わりますので是非ご賞味ください。ただし天然の400g以上の鰻は脂が乗り過ぎておいしくありません。天然の400g以上の鰻は成長するまでに何年もかかり天敵も多いため皮が硬くゴムのようになり筋肉も発達し身も硬くなったうえ脂が乗り過ぎてしまうからです。
脂の乗せ方も通常ではお腹周りに乗ってしまい乗せ方にも技術が必要で牛肉で言う刺しの入った状態 身に刺しを入れなければ美味しく頂けません 脂が普通に乗り過ぎた鰻は猫も食べないためネコマタギと呼ばれているそうです。

当研究所の鰻は短期間に一気に育て上げるため、天然のものとは全く味が変わります。
うなぎは蒲焼きだけではありません。うなぎイコールうなぎ屋の蒲焼きのイメージがありますが、当研究所ではいろいろな食べ方を紹介させていただきたいと思います。

当研究所の養殖したウナギを ミシュランガイドでも紹介されています レストラン(東京都千代田区) 料理長 谷口哲也シェフに試食していただき絶賛していただいております。 にほんうなぎと大和清流うなぎの調理方法は少し異なります。もし当研究所の養殖したウナギが不味で有れば それは調理された方の調理方法だと思います。